和歌山県警組織犯罪対策課と捜査二課、和歌山西署は11月29日、和歌山市三沢町の芦原地区連合自治会長、金井克諭暉こと金正則容疑者(63)を詐欺容疑で再逮捕した。
同署によると、金容疑者は市が2016年に発注した同地区の公共工事を落札した業者を経営する男性に「地元の行事にお金が必要」「みんなから協力してもらっている」と言い、自治会に納入するように装って同地区会館で現金85万円を個人で受け取った疑い。
金容疑者はこれまでにも市が発注した公共工事の落札業者の経営者から計180万円を詐取しており、逮捕は3回目。「そのような事実は覚えていない」と容疑を否認しているという。