持続化給付金を不正に受給したとして海南署は28日、和歌山県紀美野町小畑の建設作業員、草宮隆生容疑者(28)を詐欺容疑で逮捕した。
同署によると、草宮容疑者は昨年7月2日、持続化給付金の給付要件を満たす個人事業主ではないにもかかわらず、自身が建設業を営む個人事業主と偽り、インターネットを通じて、新型コロナウイルス感染症の影響で、ひと月の売り上げが前年同期比で50%減少しているなどの虚偽内容で給付申請し、100万円をだまし取った疑い。
草宮容疑者が不正受給をしているとの匿名の情報提供があり、捜査を進めていた。草宮容疑者は容疑を認めているという。