同僚の後輩を殴るなどしたとして、和歌山西署は5日、和歌山市水道局管路整備課技術副主査、林克芳容疑者(34)=東大阪市吉田=を逮捕した。
同署によると、林容疑者は昨年9月下旬から先月にかけて、後輩の市職員の男性(24)の腕を拳で殴ったり、両手で突き飛ばしたりする暴行を加えた疑い。ことし2月中旬には、男性の脇腹近くに千枚通しを突き付け、「耳の穴に刺して聞こえやんようにしたろか」などと、凶器を示して脅迫もしたとしている。
先月末に男性から届け出があった。林容疑者は容疑を認めているという。
男性は体調を崩して休養中。市の担当者は「まずは当事者に事実を確認し、その後に処分について決める」と話している。