和歌山西署は24日、和歌山市内に住む女性(30代)が、インターネットサイト利用料金未納の名目の特殊詐欺で、アマゾンギフト券20万円分をだまし取られたと発表した。
同署によると、今月23日、女性の携帯電話に「情報サイトの閲覧履歴があるが、料金が未納となっている。連絡しなければ法的手続きをする」などとメールがあった。メールを信じた女性が記載された電話番号に電話すると、男から「サイト運営会社から連絡があり、38万6000円ぐらいが未納になっている。その日のうちに支払ってもらえれば、8割はお返しします」と言われ、数店舗のコンビニエンスストアで、指示があった20万円分のアマゾンギフト券を購入し、電話で番号を教えた。その後に友人に相談したことで詐欺だと分かり、翌日に同署に被害届を出した。
同署は「不安を感じたときは家族や友人、警察署、警察相談窓口(♯9110)に相談してください」と呼び掛けている。