和歌山西署は27日、和歌山市の70代の女性が保険料の還付金名目で約50万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
同署によると、同日午前9時30分ごろ、女性宅に市役所の健康保険課職員を名乗る男から「払い過ぎている保険料がある」などという内容の電話があった。その後、銀行の関係者を名乗る男から電話があり、キャッシュカードを持って近くのATMへ行くよう指示され、女性は指定された電話番号に連絡。相手に言われるままに、指定された口座に49万8343円を振り込んでしまったという。
電話の相手は、連絡先にフリーダイヤルの番号を伝えていたという。