29日午後7時35分ごろ、和歌山県和歌山市滝畑の阪和自動車道上り線で乗用車がガードレールにぶつかり、さらに後方から来た乗用車が事故車両を避けようしてガードレールにぶつかる事故が発生した。運転者と同乗者は命に別条はなかった。
県警高速道路交通警察隊によると、現場は紀ノ川サービスエリアの北約5㌔。まず、海南市の男性(41)が乗用車で北進中、左右のガードレールにぶつかって追い越し車線に停止した。約10分後に後方から来た和歌山市の女性(42)が運転する乗用車が停止車両を避けようと左右にハンドルを切り、誤って右のガードレールに衝突したとみられる。
駆け付けた救急隊員により、女性と同乗していた男子児童(4)、男性の3人は市内の病院に運ばれたが、男性にけがはなく、女性は腹部の打撲、児童は頭部の打撲などでいずれも軽傷とみられる。
この事故で、阪和道の和歌山インターチェンジ(IC)から泉南ICまでの上り線は午後8時25分に通行止めとなり、10時5分に解除された。同隊が事故原因を調べている。