和歌山北署は12日、和歌山県和歌山市内の60代女性が現金49万9115円をだまし取られる還付金詐欺に遭ったと発表した。
同署によると、同日午前10時ごろ、女性宅に市役所職員のシマブクロを名乗る男から電話があり「健康保険料の還付金が約2万円あり、後ほど金融機関の者から電話があります」と話した。その後すぐに金融機関職員のナカムラを名乗る男から「ATMで手続きができるので、キャッシュカードと携帯電話を持って指定するATMに行ってください」と電話があり、女性は携帯電話でナカムラの指示を受けてATMを操作したところ、相手の口座に現金を振り込んでしまったという。
女性は明細を見て不審に感じ、同署に相談し詐欺被害が判明した。