共謀してトラックなどのバッテリーを盗んだとして、和歌山県警機動捜査隊と湯浅、和歌山東、田辺の3署は2日、いずれも無職で和歌山市船所の山添茂之容疑者(43)と内縁関係にある片地照美容疑者(55)、同市新在家の松尾昌人容疑者(43)の3人を建造物侵入と窃盗容疑で再逮捕した。
湯浅署によると、山添容疑者らは昨年12月26日午後5時45分ごろから27日午前6時50分ごろまでの間、田辺市内の自動車整備工場の敷地内に侵入し、駐車中の大型トラックや廃バッテリーを入れるボックスからバッテリー24個(時価計13万6000円相当)を盗んだ疑い。
1月15日に海南市の運送会社で同様の犯行に及んだとして山添容疑者らは逮捕されており、3人の盗んだバッテリーの中に田辺市の自動車整備工場からの被害届の内容と一致する被害品が見つかったことなどから今回の犯行を特定した。
山添容疑者は「数などははっきり覚えていない」、松尾容疑者は「やったような記憶はある」とおおむね容疑を認め、片地容疑者は容疑を認めているという。