海南署は13日、住所不定の大工、西谷静夫容疑者(61)を廃棄物処理法違反容疑で逮捕した。
同署によると、西谷容疑者は2013年11月ごろから16年11月ごろまでの間、和歌山県紀美野町谷の山道脇の土地(約22平方㍍)に木くずやプラスチック類などの廃棄物約5㌧を無断で捨てた疑い。
付近住民などから不法投棄の目撃情報を受けた海南保健所が西谷容疑者に対し、16年3月ごろから複数回にわたって処分する旨の行政指導を行っていたが、西谷容疑者が一向に応じないことから、ことし2月に同署に相談。署員が保健所への事実確認や現場検証を行って犯行を特定した。
西谷容疑者は「金もうけのためにやりました」と容疑を認めているという。