和歌山県は13日、9月30日の台風24号による県内農林水産業被害の確定報を発表。県全体の被害額は3億2375万円となった。
内訳は、農作物などの被害が4017万円、畜産関係は1730万円、水産関係は1億1021万円、農地・農業用施設は7400万円、林業関係は8207万円となっている。
被害が大きかった水産関係は、先月12日の発表時から被害額が1801万円増加。和歌山市や串本町などの共同利用施設44カ所で一部破損があり、被害額は1541万円増の8311万円となった。
農産物では新宮市の2件の市場で屋根破損などの被害が加わり2120万円の増加。農地・農業用施設関係では、日高川町や那智勝浦町で農業用施設の水路、道路などの被害で4800万円増の6100万円となった。