偽ブランド品を販売目的で所持していたとして、和歌山県警生活環境課と和歌山西、同東、同北の3署は3日、いずれも和歌山市のネイルサロン経営者、有家の寺嶋育美(41)、太田の池畑恵理香(38)、狐島の阪口知秋(29)の3容疑者を商標法違反の容疑で現行犯逮捕した。
同課によると、3人は商標使用の権限がないにもかかわらず、経営するネイルサロンで高級ブランド「シャネル」のロゴマークに類似したネイルシールやパーツを施術に利用するために所持し、シャネル社の商標権を侵害した疑い。
県警がサイバーパトロールで、偽ブランド品を使った施術の写真を掲載しているネイルサロン3店舗を発見し、捜査していた。3人はいずれも容疑を認めているという。