和歌山市議会の北野均市議(70)が、酒気帯び運転容疑で和歌山西署に検挙されていたことが分かった。
同署によると、北野市議は7日夜、運転代行で自宅近くまで帰ってきたが、家の近くまで来てからは自身で運転。通り掛かったパトロール中の警察官が職務質問し、酒のにおいがしたためアルコール検査をしたところ、呼気から基準値以上のアルコールが検出されたという。
北野市議は1995年の市議選で初当選し、現在7期目。議長、副議長を歴任し、現在は総務委員会と広報委員会の委員を務めている。7日夜は飲食店2軒で瓶ビール5本ほどを飲み、帰宅する途中だったという。8日に市議会の井上直樹議長らに報告し、10日には、3カ月間出席を控え、報酬を受け取らない考えを伝えたという。