県警運転免許課は3日、自動車運転免許試験の試験事務手数料の徴収で、55件、計14万4050円の過徴収が発覚し、返還すると発表した。県警は、誤徴収した対象者に返還手続きを進めている。
発表によると、ことし4月1日から、学科試験と技能試験を別日に実施しており、本来ならば1度だけ徴収する手数料を、両方の試験で徴収していたという。誤徴収した対象は、普通仮免許、普通一種免許、普通二種免許及び大型二種免許の受験者で、自動車教習所での技能試験を受けずに直接運転免許試験場で試験した、いわゆる「飛び入り試験受験者」。一人当たりの誤徴収の金額は、2850~4550円。
5月16日に警察庁から調査依頼があり判明した。同課は「再発防止に努めます」としている。