内縁の夫を包丁で刺したとして、和歌山東署は7日、和歌山市和田の無職、出﨑武見容疑者(41)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。「脅そうと思ったが、殺そうとは思っていない」と容疑を否認しているという。
同署によると、出﨑容疑者は同日午前4時ごろ、自宅で、同居している内縁の夫で飲食店経営の男性(46)の右脇腹や太ももなどを刃体16・7㌢の包丁で数回突き刺し、計6カ所に全治2カ月の重傷を負わせた疑い。家族からの救急要請があり、出動した救急隊員が110番通報し、署員と機動捜査隊員が駆け付けて逮捕した。
2人はこの日、一緒に市内で酒を飲んでいたが、何らかのトラブルがあったのか、男性だけが先に自宅に帰って寝ていたという。同署が動機を調べている。