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Channel: 事件・事故 | わかやま新報
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酒気帯び運転繰り返す 県職員を懲戒免職

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酒気帯び運転を繰り返し、物損事故を起こしたとして、和歌山県は17日、食品・生活衛生課の男性主査(43)を懲戒免職処分とした。

発表によると、男性主査は5月24日午後3時35分ごろから6時50分ごろにかけて、自家用車で和歌山市内のコンビニエンスストア4店を回り、購入した缶ビール(500㍉㍑)3本を各店の駐車場に止めた車内で飲みつつ、計約3・4㌔にわたって酒気帯び運転をした上、ブレーキと間違えてアクセルを踏む操作ミスによって医院のブロック塀に衝突し、破損させる事故を起こした。

男性主査は同日中に上司に事故の経緯を報告。運転免許取り消しの処分を受け、道路交通法違反容疑で書類送検されたが、10月に起訴猶予となっていた。

県の聴取に対し男性主査は、2019年10、11月ごろから22年9月ごろまでと、23年3月下旬ごろから事故を起こした5月24日までの期間、勤務時間外の毎週2回程度、市内のコンビニで缶ビールなどを購入しては店舗駐車場の自車内で飲酒し、酒気帯び運転をすることを常習的に繰り返していたと説明した。

男性主査は以前、飲酒で体調を崩したことがあり、心配して酒量を確認しようとする家族の目を逃れるため、購入した酒を自宅駐車場の車内で飲むようになったのが次第にエスカレートし、購入先の駐車場で飲み、酒気帯び運転をするようになったという。

男性主査の勤務態度に問題はなく、県の聴取に「社会人として許されないことをした。多くの人に多大な心配、迷惑をかけてしまい、お詫びする」などと反省を話したという。


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