和歌山北署は1日、和歌山市三木町堀詰の無職、小林竜二容疑者(39)を道交法(救護措置義務・報告義務)違反容疑で逮捕した。
同署によると、小林容疑者は6月27日午後6時30分ごろ、国道26号紀の国大橋粟ランプの降り口付近を軽乗用車で北進中、前方で信号待ちしていた乗客ら計18人が乗ったバスに追突。いったん運転手と話し合いの場を持ったが逃走した。
運転手からの110番通報で捜索を開始。1日、機動捜査隊が同市中之島付近で走行中の小林容疑者を発見した。「バスとぶつかったかは、はっきり分かりません」と容疑を否認しているという。
この事故で座っていた乗客の市内在住の女性(54)が、むち打ちにより全治2週間のけがをした。その他、けが人はなかった。バスはバンパーと反射板が一部損傷した。同署が事故原因などを調べている。