前方不注意により女子児童2人を車ではねたとして、和歌山東署は20日、和歌山市神前の医療関係事務員、原田知秋容疑者(23)を過失運転致傷容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
同署によると、原田容疑者は20日午前7時15分ごろ、軽乗用車で自宅近くの県道和歌山橋本線を走行中、押しボタン式信号がある交差点を北進する際、左から道路を横断していた、近くに住む小学2年生の女子児童(いずれも8歳)をはね、1人に右足骨折など、1人に鼻骨骨折などの重傷を負わせた疑い。2人はいずれも命に別条はないという。
現場は、和歌山電鐵貴志川線神前駅から南東に約120㍍。原田容疑者は出勤途中で、児童らは登校途中だった。
同署は信号の状況や前方不注意の原因などを調べている。