10月9日に発生した、神戸山口組系組織「紀州連合」の松下功会長(当時50)が暴行を受けた後に死亡した傷害致死事件で、県警組織犯罪対策課は22日、新たに、共に六代目山口組系の組員、中井和義(49)=兵庫県神戸市長田区=と、小泉実(39)=奈良県大和郡山市=の両容疑者を逮捕した。
同課によると、2人は、すでに逮捕された8人の組員らと共謀し、市内の飲食店で口論になった松下会長の顔などを集団で殴る蹴るなど暴行し、約2時間後に重症頭部外傷により死亡させた疑い。容疑の認否については、これまでの容疑者と同様に公表していない。