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Channel: 事件・事故 | わかやま新報
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首相の警備中に拳銃紛失 住民が見つけて回収

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 和歌山県警は15日、14日に和歌山市であった自民党総裁選に伴う決起集会で、安倍首相ら政府要人を警護していた警備部機動隊の20代男性巡査が職務中、実弾入りの拳銃を一時路上に落とし、付近の住民が拾う事件があったと発表した。

 県警によると、男性巡査は14日午後7時50分ごろ、私服で警察車両に乗り警戒警備中、同市橋向丁の路上で、車の窓から身を乗り出し一般車両を制止した際に拳銃ホルスターの留め金が外れ拳銃が落下。警察官約50人で捜索したが見つからず、付近を散歩中の男性が拾い、1時間20分後に近くの警察官に届けた。

 的場克郎警備課長は「このような事態を招いたことは大変遺憾に考えております。今後、二度とこのような事案を発生させないよう、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。


焼け跡から1人の遺体 梶取のアパート全焼

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 9月30日午前2時5分ごろ、和歌山県和歌山市梶取のアパートで火災が発生。火は約1時間後に消し止められたが、木造1階建て長屋3軒約50平方㍍が全焼し、焼け跡から身元不明の1遺体が発見された。

 和歌山北署によると、付近の住民からから119番通報があり、消防車両など24台が出動。遺体が見つかったのは3軒並びの中央の建物で、出火元と見られる田辺秀雄さん(67)方。両隣の住宅に人は住んでいなかった。

 田辺さんは一人暮らし。出火後から連絡が取れておらず、同署は身元確認を急いでいる。

全焼した共同住宅の一室

全焼した共同住宅の一室

ネット架空請求30万円被害 岩出の40代男性

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岩出署は1日、和歌山県岩出市内に住む40代の男性会社員から30万円の架空請求詐欺被害の届け出があったと発表した。

同署によると、男性は9月21日午前6時40分ごろから午後0時40分ごろまでの間、自宅で携帯型ゲーム機を操作中、インターネットのサイトに「会員登録されました」と表示されたため、退会しようと画面に表示された連絡先に電話をかけたところ、コバヤシと名乗る男から「退会手続き費用として30万円の支払いが必要」と言われた。男性は男の指示に従って「ウェブマネー」30万円分を同市と紀の川市のコンビニ3店舗で購入し、プリペイド番号を男に伝えた。男は「1時間くらいすれば手続き完了の連絡をします」と言っていたが、その後連絡はなく、男性は詐欺ではないかと思って被害を届け出たという。

同署が現在、捜査を進めている。

息子装い700万円詐取 海南の80代が被害

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海南署は2日、息子をかたるオレオレ詐欺により和歌山県海南市の80代女性が現金計700万円をだまし取られる被害があったと発表した。

同署によると、9月25日午前9時ごろ、女性宅に息子を装った男から「風邪をひいた。声が出にくい」との電話があり、翌26日の朝には、同じ男が「株に失敗した。会社に損失を出してしまい、親友と500万円ずつ用意しなければならない。300万円を準備してほしい」と連絡してきた。女性は金融機関2店舗の窓口とATMで現金300万円を用意し、男に指示された通りに電車に乗って大阪市内へ向かい、JR今宮駅近くの路上で別の弁護士を名乗る30代ぐらいの男に金を手渡した。

27日午前にも同じ息子を名乗る男から電話でさらに200万円を用意するよう求められ、女性は金融機関2店舗で用意した200万円を持ち、電車で同市のJR芦原橋駅に行き、前日と同じ弁護士を名乗る男が金を受け取った。28日午前には息子を装った男から「親友の分の200万円が必要。お金を持ってきてほしい」などと電話があり、金融機関1店舗の窓口で現金200万円を用意し、男に言われるままに同市のJR天王寺駅のコインロッカーに現金を入れた。

30日にたまたま本当の息子から電話があり、詐欺だと発覚。同署に被害を届け出た。弁護士を名乗った男は細身で、白いYシャツ、黒いスラックスを着用していたという。

架空請求で3897万円被害 和市の70代女性

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 和歌山北署は5日、和歌山県和歌山市内に住む70代の女性が架空請求詐欺で3897万円の被害に遭ったと発表した。

 同署によると、9月10日、女性は自宅に届いた「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」とのはがきに記された電話番号に連絡。電話に出た法務省の職員を名乗る男から紹介されたアオキ弁護士という男に連絡したところ、「訴訟取り下げに200万円が必要」などと言われ、11日に指示通りに宅配便で送った。さらに、訴訟の相手方という男から「もっとお金持っているやろ」などと強い口調で言われ、女性はアオキ弁護士に言われるまま、28日までに複数回にわたって合計3897万円を宅配便で送った。

 4日に女性がお金の工面を親戚に相談したことから事件が発覚し、同署に被害届を提出した。

小学校で現金窃盗 紀の川市の教諭懲戒免職

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和歌山県紀の川市内の小学校でロッカーに保管していた現金を繰り返し盗んだとして、県教育委員会は24日、同校の男性教諭(26)を懲戒免職とし、公金などの管理が不十分だったとして校長(56)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分とした。

同日、県教委学校人事課が県庁で記者会見し、陳謝。発表によると、男性教諭は夏休み中の8月26日、職員室の教頭の机の引き出しから無断で鍵を取り出し、職員室に隣接する印刷室のロッカーの中から、保護者から集めた共済制度の掛け金のうち7万円を抜き取った。翌日、別の教諭が金融機関に掛け金を入金するため確認した際、現金の不足に気付き、校長に報告した。校長が事情を聞いたところ、男性教諭は盗んだことを認め、さらに7月31日にも、同じロッカーに保管していた教職員の親睦会費から2万4000円を盗んだことを話した。

男性教諭はパチンコなどで100万円を超える借金があり、借金返済に充てるために窃盗におよんだとみられる。

県教委の事情聴取に対し、男性教諭は「子どもや保護者、地域の方や同僚を裏切ってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱい」と話しているという。

事故隠避と盗撮、暴行 警官2人を懲戒処分

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和歌山県警は25日、交通事故を隠避した和歌山北署の男性巡査(28)を戒告、大阪市内で盗撮と暴行事件を起こした県警察学校の男性巡査(22)を停職1カ月の懲戒処分とした。

県警監察課によると、和歌山北署の男性巡査は8月30日、和歌山市松江で発生した交通事故で、事故を起こした知人から「誰にも言わんといて」と依頼を受け、9月1日までに申告せず、隠避していた。男性巡査は「二度と同じことはしない。警察官として自覚を持った行動をする」と話しているという。

県警察学校の男性巡査は9月9日、大阪市内で通行中の女性の下着などを盗撮した上、盗撮行為を目撃した男性に暴行を加え、けがをさせた。男性巡査は「警察官である前に人として当然してはいけないことをしてしまい、被害者をはじめ県民の皆さまに多大なる迷惑を掛けてしまった」と話しているといい、処分を受けた25日付で依願退職した。

徳田太志首席監察官は「今後、より一層職員に対する職務倫理に関する指導を徹底し、再発防止を図るとともに、県民の皆さまの信頼回復に努める」とコメントしている。

また、9月14日に和歌山市内で安倍晋三首相らを警護中、警察車両から拳銃を落として一時紛失した機動隊の20代の男性巡査については、機動隊長が業務指導を行い、懲戒処分とはしなかった。

カード詐取し50万円引き出す 80代詐欺被害

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 和歌山東署は29日、和歌山市に住む80代女性が、キャッシュカードをだまし取られる特殊詐欺被害に遭い、口座から50万円を引き出されたと発表した。

 同署によると、26日午後3時ごろ、女性宅に実在する家電量販店の従業員やフクダを名乗る男から電話があり、「スズキマサルという男が来店し、あなた名義のクレジットカードで携帯電話を購入しようとしている」「銀行口座も悪用されており、キャッシュカードが使えないので、近くにいる者に取りに行かせる」などと言われ、暗証番号も聞き出された。通話中の4時30分ごろ、女性宅を男が訪れ、フクダから「その人がヤマモトならキャッシュカードを手渡して」と言われ名前を確認したところ、ヤマモトと名乗ったのでカードを渡し、だまし取られてしまった。

 その後、女性の口座から50万円が引き出されていた。

 ヤマモトを名乗った男は40~50歳くらいで身長は170㌢くらい。中肉で上下黒のスーツを着ていたという。


内部告発者の解雇無効 介護施設訴訟で地裁

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 勤務する介護老人保健施設の不正行為を内部告発して不当に解雇されたとして、和歌山県日高町の男性(42)が施設を運営する美浜町の医療法人を相手取り、解雇の無効などを求めた裁判の判決が10月30日、和歌山地方裁判所であった。中山誠一裁判長は解雇の無効を認め、賃金の一部支払いを命じたが、慰謝料の請求は棄却した。

 訴状や判決によると、男性は2008年から同施設で働き、13年からは理学療法士として勤務。14年夏、職員の水増し登録や入所者への暴行などの不正行為があると県や御坊労働基準監督署、御坊警察署に通報したところ、15年12月に突然解雇された。男性は、公益通報に対する報復であるとし、解雇の無効確認や慰謝料の支払いなどを求めて16年3月に提訴していた。

 判決後、男性と代理人の弁護士は和歌山弁護士会館で記者会見し、男性は解雇の無効が認められたことについては「ホッとした」と一定の評価をしたが、賃金の一部支払いを除き、慰謝料の支払いなど他の請求が棄却されたことには「施設の不健全な運営に悩み、改善を願った労働者に対し冷たい判断だ」と述べた。

 代理人の弁護士は、制定から14年が経過した公益通報者保護法にふれ、「今回の判決は、入所者の虐待の実態などを改善しようと通報した者を法律で守ろうとする姿勢が感じられず残念だ」と話し、控訴については検討するとした。

南海線路に侵入の男性死亡 8000人に影響

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 7日午前7時35分ごろ、和歌山県和歌山市福島の南海本線の線路内で、列車と男性(55)が接触する事故があり、男性は外傷性心肺停止(肺挫傷、脳挫傷)により約2時間後に市内の病院で死亡した。

 和歌山北署と市消防局によると、現場は和歌山市―紀の川駅間の南海鉄橋の北付近で、男性は線路東側の防護ネットを乗り越えて線路に侵入したとみられる。侵入の経緯などは分かっていない。

 南海電鉄の関係者から「人が倒れている」との通報を受け、消防車両8台、29人(ドクターカー含む)が出動した。

 この事故により、南海本線は上下線合わせて19本が運休し、67本に最大1時間7分の遅れが発生。事故から約1時間後に運転を再開したが、約8000人に影響が及んだ。

県が副主査を刑事告発 漁港工事の不正支出

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 有田振興局が発注した初島漁港(有田市管理)の防波堤に関する工事で不適正な支出があった問題で、和歌山県は12日、工事を担当した同振興局建設部の男性副主査(32)を虚偽公文書作成などの疑いで湯浅警察署へ告発したと発表した。

 この問題では、副主査(32)が監督として携わった2件の工事が未竣工にもかかわらず業者に約5500万円を支払い、その過程で書類の改ざんや偽造が判明していた。

 県は今月2日、調査結果と再発防止策を公表。告発の準備を進め、虚偽公文書作成・同行使と有印私文書偽造・同行使の疑いで告発した。

事故を捏造か 保険金詐欺で新たに3人逮捕

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 柔道整復師らによる一連の保険金詐欺事件で、和歌山県警本部交通部と和歌山東、和歌山西、岩出3署の合同捜査班は12日、いずれも詐欺容疑で、和歌山市口須佐の柔道整復師(浦田整骨院経営)、浦田好進(56)と同市府中の無職、山路一三(56)の2容疑者を再逮捕し、同市善明寺の会社員、中平英明(47)、紀の川市池田新の会社員、山本昌宏(47)、和歌山市府中の飲食店員、山路瑞穂(31)の3容疑者を新たに逮捕した。

 県警交通指導課によると、5人は共謀して昨年2月11日午後10時15分ごろ、同市松原で中平容疑者が運転する乗用車に山路一三、山路瑞穂、山本の3容疑者を同乗させ、単独の交通事故をつくり出した上、浦田容疑者が作成した虚偽の施術証明書など保険請求書類を中平容疑者が加入する自動車保険の会社に提出し、施術費や人身傷害保険金など合計約558万円をだまし取った疑い。

 中平容疑者は「道路に犬が飛び出し、避けようとしたところ畑に落ちた」などと警察には物損事故で届け出たにもかかわらず、保険会社には同乗者がけがをしたなどと人身事故の届け出を行っていたという。

 浦田容疑者と山路一三容疑者は容疑を認め、中平容疑者と山本容疑者は認否を保留し、山路瑞穂容疑者は「私は保険金詐欺など一切していません」と容疑を否認しているという。

被害3億2400万円 台風24号で県農林水産業

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 和歌山県は13日、9月30日の台風24号による県内農林水産業被害の確定報を発表。県全体の被害額は3億2375万円となった。

 内訳は、農作物などの被害が4017万円、畜産関係は1730万円、水産関係は1億1021万円、農地・農業用施設は7400万円、林業関係は8207万円となっている。

 被害が大きかった水産関係は、先月12日の発表時から被害額が1801万円増加。和歌山市や串本町などの共同利用施設44カ所で一部破損があり、被害額は1541万円増の8311万円となった。

 農産物では新宮市の2件の市場で屋根破損などの被害が加わり2120万円の増加。農地・農業用施設関係では、日高川町や那智勝浦町で農業用施設の水路、道路などの被害で4800万円増の6100万円となった。

男性副主査を懲戒免職 県工事の不正支出

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 和歌山県は16日、書類を改ざんするなどして漁港整備の工事費を不適正に支出した男性副主査(32)を同日付で懲戒免職処分とした。

 県によると、副主査は有田振興局建設部在籍時に監督員として携わった初島漁港整備の2件の繰り越し工事で、未完成にもかかわらず業者に約5500万円を支払い、その手続きまでに工事設計図や完成図、完成通知書などの書類を改ざん、偽造した。

 県の規定では、公文書偽造に対する懲戒処分は免職または停職。今回の事案は検査員を故意に欺き、公金から多額の代金が支払われた重大な結果だと判断し、初めて免職処分を下したという。

 また同日付で、2件のうち1件の工事で検査員をした同建設部の60代の男性職員を、規程通りの検査業務を行わなかったとして減給10分の1、1カ月、管理監督責任者だった当時同建設部長の男性(57)を戒告の懲戒処分。本年度の同建設部長を厳重注意、昨年度の同副部長2人と工務課長1人を訓告とした。

 16日の記者会見で同建設部の木村誠治部長は「職務を遂行すべき公務員としてあってはならない行為。県民の信頼を損ねる事態を招いたことは極めて残念」と謝罪した。

 県は今月12日、副主査を虚偽公文書作成などの疑いで湯浅警察署へ告発した。

女子生徒にわいせつ 教員2人を懲戒免職

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 和歌山県教育委員会は15日、女子高校生にわいせつな行為をした県立高校の男性教諭ら2人を懲戒免職、酒気帯び運転で検挙された白浜町立小学校の男性教諭を停職6カ月の処分にしたと発表した。3人はいずれも事実を認めているといい、処分は14日付。

 県立高校の30代の男性教諭は先月23日午後7時ごろ、ツイッターを通じて知り合った県外の高校に通う女子生徒の右手をつかみ、自分の股間をズボンの上から触らせた。24日、女子生徒が通学する学校に相談し、25日に学校から県教委に問い合わせがあった。

 県立高校の20代の男性講師は先月12日午後7時50分ごろ、校内で女子生徒の左胸を服の上から手のひらで触った。講師は放課後、複数の生徒に進路指導を行った後、女子生徒と2人で立ち話をしていた際に行為に及んだ。同15日、生徒が別の教員に相談して発覚した。

 白浜町立小学校の男性教諭(30)は先月28日午前2時ごろ、酒を飲んだ状態で乗用車を運転。帰宅途中、田辺市内の検問で検挙された。教諭は陸上競技大会の慰労会で生ビールを中ジョッキ4杯、チューハイを3杯、ハイボールを1杯飲んでいた。

 今回を含め県教委の本年度の懲戒処分は8人、うち懲戒免職は5人となった。

 県教委は15日に記者会見。学校人事課の松本泰幸課長が処分について説明し、小滝正孝学校教育局長が不祥事防止に関する今後の取り組みを発表した。防止策では全教職員に緊急メッセージを配布して教育公務員としての自覚を促した他、来週には市町村教育長会と県立学校長会を臨時開催する。職員のストレス相談の活用を啓発し、多重債務に関する相談窓口を県教委内に設置し、研修の充実などにも努める。

 小滝局長は「誠に遺憾。県民の信頼回復に向け、再発防止の徹底に努める」と謝罪した。


西庄のコンビニで強盗未遂 中年男が逃走中

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19日午前1時25分ごろ、和歌山県和歌山市西庄のコンビニエンスストアで強盗未遂事件が発生し、犯人は逃走している。

和歌山北署によると、現場は同署西庄交番の北西約120㍍。男性店員(52)が1人で勤務中、来店者がありレジカウンター内に戻ったところ、眼鏡に白マスク、黒いニット帽をかぶった中年の男が全長約30㌢の文化包丁を突き付け、「金を出せ。レジを開けろ」などと脅迫した。店員が近くに置いていたセロハンテープ台を振りかざして抵抗したため、男は何も取らずに現場から南へ歩いて逃走した。店員にけがはなかった。

男は身長170㌢くらいの細身、上下とも黒っぽいジャージを着ていた。同署は逃げた男の行方を追っている。

警官名乗りカード奪う 80代女性詐欺被害

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 和歌山北署は27日、和歌山市内の80代女性が警察官を名乗る男にキャッシュカードをだまし取られ、総額51万円を引き出される被害が発生したと発表した。

 同署によると、22日午後1時20分ごろ、女性宅に署員を名乗る男から電話があり、「捕まった詐欺グループの犯人が持っていた名簿にあなたの名前が載っていた」「銀行口座からお金が引き出されてしまう」などと言われ、女性は銀行口座を教えた。

 そのすぐ後、同じ男から再び電話があり、「北署の警察官が行きます。封筒を持っていくので、通帳とキャッシュカードを入れて、密封したまま保管しておいてください」などと話している途中に、署員を名乗る男が訪問。女性はその男が差し出した茶色の封筒に通帳とキャッシュカードを入れた。署名を求められた女性が奥の部屋にボールペンを取りに行った隙に、男は封筒の中のカードをプラスチック板にすり替え、だまし取った。

 男が立ち去った後、女性は銀行員を名乗る男からの電話で、キャッシュカードを交換するために暗証番号が必要と言われたので教えてしまい、男は「26日の午前中に新しい通帳とキャッシュカードを持っていきます」と言ったが、正午を過ぎても誰も来なかったので女性は不審に思い、近くの交番に相談。詐欺だと気付き、封筒内のカードも奪われていることが分かった。

顧客の1241万円を着服 紀陽銀の元行員

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 紀陽銀行(松岡靖之頭取)は7日、元行員の男性(60)が担当していた顧客1人からの預かり金1241万円を着服していたと発表した。同行は男性を懲戒解雇処分にした。頭取以下経営陣は減給処分を行う。

 同行によると、男性は羽倉崎支店に在籍中の2004年10月から06年1月に担当していた1人の顧客から、転勤後から09年11月までに、複数回にわたり不正な手続きで累計1241万円(実質被害額741万円)を着服していたとされる。ことし10月5日に顧客からの問い合わせで行内調査を行った結果、事件が発覚した。着服金は元行員とその家族から回収し、被害に遭った顧客に全額返済した。

 同行は「事件を厳粛に受け止め、内部管理態勢の充実強化を図り、不祥事件の再発防止に向け全力で取り組んでまいります」としている。

融資保証名目の詐欺 紀の川の男性が被害

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 岩出署は12日、和歌山県紀の川市内で60代男性が融資保証金名目で154万1269円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。

 同署によると、11月16日、男性の自宅に「緊急資金対策融資与信枠設定通知兼申込用紙」「契約上限金額3000万円、年率3・23%」などと書かれた広告がファクスで届いた。男性が600万円の融資を受けようとファクスで返信したところ、ミヤザワを名乗る男から携帯電話に連絡があり、「最終支払い3回分の返済金を保証料として先に支払ってもらう」と言われ、男性は28日に32万5278円を指定の口座に振り込んだ。その後も2度にわたり保全供託金を振り込むよう指示され、30日までに計154万1269円を振り込んでしまった。

 振り込みをした金融機関が男性に「詐欺の被害に遭っていませんか」と電話をしたことで詐欺と分かり、被害を届け出た。男性は「利率が安く、年末でお金も必要だった」と話しているという。

学生寮脱衣所にカメラ 高校非常勤講師逮捕

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 高校の寮の女性用脱衣所に盗撮目的でカメラを設置したとして、和歌山北署は17日、和歌山県和歌山市葵町の高校非常勤講師、玉置友誠(ゆうみ)容疑者(25)を県迷惑防止条例違反(卑わいな行為の禁止)容疑で逮捕した。

 同署によると、玉置容疑者は11月20日午後10時20分ごろ、勤務する市内の県立高校の寮で、女性用浴室の脱衣所のロッカーに携帯電話のバッテリー型カメラ1台を設置し、盗撮しようとした疑い。

 玉置容疑者は寮の監督役を務めており、カメラは風呂から出てきた生徒が発見し、誰かの忘れ物として玉置容疑者に届け出たが、その後「隠しカメラではないか」と生徒から相談を受けた別の教員が通報。同署が捜査し、玉置容疑者の犯行を特定した。

 玉置容疑者は容疑を認めているといい、同署は余罪がないかについても調べている。

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