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Channel: 事件・事故 | わかやま新報
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持続化給付金を不正受給 海南で県内初の逮捕

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新型コロナウイルスの影響で収入が減少した個人事業者を支援する国の持続化給付金をだまし取ったとして、海南署は12日、海南市野上新のアルバイト、海部裕介容疑者(28)を詐欺容疑で逮捕した。同給付金の不正受給による逮捕者は和歌山県内で初めて。

同署によると、海部容疑者は7月2日、同給付金の給付要件を満たしていないにもかかわらず、建設業を営む個人事業主を装い、売上が半減しているなどと虚偽の内容でオンライン申請を行い、同給付金100万円をだまし取った疑い。

海部容疑者が同給付金を不正受給しているとの匿名の情報提供があり、同署が捜査していた。海部容疑者は容疑を認めているという。

同署は、海部容疑者に不正な申請を促した指南役がいるとみて、さらに捜査している。


育友会費を私的流用 和佐幼教頭を懲戒免職

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育友会費を私的に流用したとして、和歌山市教育委員会は20日、市立和佐幼稚園の服部始代(ともよ)教頭(54)を懲戒免職処分にしたと発表し、陳謝した。

発表によると、服部教頭は2019年5月から20年3月にかけて、会計処理を担当していた同園育友会の会費、教材費、給食費から焼きそばやイクラ丼、缶チューハイなどの食料品、ペット用品など私的な物品を購入し、21回にわたり計9万903円を横領していた。

服部教頭はことし7月、実際と異なる出張旅費の書類を作成し、3万8380円を不正に受給していたとして、減給処分となった。これを受け8月、育友会が会計処理の確認を園長に申し出、調べたところ、明細が切り取られた不審な領収書などが見つかり、不正が判明。9月下旬に市教委に連絡があり、市教委が詳細を調査していた。

服部教頭は育友会の物品と私物を一緒に購入しており、市教委の調査に「別々に購入して会計処理をするのが面倒だった」などと説明。園内のウサギ小屋の撤去や樹木の伐採への支出の際、残金を育友会の口座に戻さずに着服していた例もあったという。

19年度と同様に単独で会計処理を担当していた18年度と、複数人で担当していた17年度の帳簿類は服部教頭がすでに廃棄し、横領は確認できていないが、服部教頭は18年度にも私的流用があったと認めているという。

市教委は横領罪での告発も視野に、育友会と相談の上、対応を検討している。

職員の不祥事を陳謝する和歌山市教委の幹部職員ら

職員の不祥事を陳謝する和歌山市教委の幹部職員ら

窃盗容疑で 和歌山市の非常勤職員を逮捕

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和歌山西署と県警生活安全企画課は2日、和歌山市の非常勤職員で同市西田井の岡本宗久容疑者(32)を建造物侵入と窃盗(学校荒らし)の容疑で逮捕した。

同署によると、岡本容疑者は11月3日午前11時45分ごろから午後0時30分ごろまでの間、市内の学校に侵入し、教室内のロッカーから女子生徒2人の手提げかばんや体操服など9点(時価1万2500円相当)を盗んだ疑い。

同日は祝日でクラブ活動が行われており、通用門と教室は無施錠だった。同校の教員が学校付近の路上に体操服が落ちているのを発見し、該当生徒に確認したところ、盗まれていることが分かったという。防犯カメラを確認し同月5日に届け出た。

岡本容疑者は容疑を認めているという。

県職員を懲戒免職 長期間無免許で運転

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和歌山県は7日、医務課の岡田章吾課長補佐(57)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。岡田課長補佐は11月8日、道路交通法違反(無免許運転)の疑いでかつらぎ署に逮捕されていた。

岡田課長補佐は1986年に入庁。今月2日までは県立医科大学紀北分院事務室で課長補佐兼総務班長を務めていた。

県監察査察課によると、岡田課長補佐は2007年5月ごろ、和歌山市内の飲食店で酒を飲んだ帰りに自動車を運転し、酒気帯び運転で検挙され運転免許証の取り消し処分を受けていた。岡田課長補佐はその後、公務や私用で自動車を無免許で運転した他、自動車を使用する旨を記載した多数の通勤届や出張伺を作成して提出し、通勤手当や出張旅費を不正に取得していた。

同課によると、岡田課長補佐は自身の行為について「弁明の余地がありません。県民の皆さまや関係者の皆さまに大変ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と話しているという。県立医科大学の川口昌彦事務局次長は7日、県庁で記者会見し、「公務員、社会人としてあるまじき行為で県民の皆さまの信頼を損なうもの。今後は綱紀の粛正や法規の順守に取り組んでいく。この度は誠に申し訳ございませんでした」と述べ、深く頭を下げた。

電子マネー25万円詐欺 60代の女性が被害

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和歌山北署は11日、和歌山県和歌山市の60代女性が25万円相当の電子マネーをだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

同署によると、10日午前0時ごろ、女性のスマートフォンの画面に「インターネットサイトの入会登録が確認されました」「退会連絡はこちらに連絡下さい」などのメッセージと電話番号が記載された画面が表示されたという。女性は電話で男から「退会費25万円を支払わなければ退会できない」「近くのコンビニに行って電子マネーを25万円分購入して」などと言われ、コンビニで25万円分の電子マネーを購入し、カード番号を男に連絡。女性に応対した店員から話を聞いた店長が不審に思い、警察に通報。被害が判明した。

持続化給付金を詐取 容疑の紀美野の男を逮捕

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持続化給付金を不正に受給したとして海南署は28日、和歌山県紀美野町小畑の建設作業員、草宮隆生容疑者(28)を詐欺容疑で逮捕した。

同署によると、草宮容疑者は昨年7月2日、持続化給付金の給付要件を満たす個人事業主ではないにもかかわらず、自身が建設業を営む個人事業主と偽り、インターネットを通じて、新型コロナウイルス感染症の影響で、ひと月の売り上げが前年同期比で50%減少しているなどの虚偽内容で給付申請し、100万円をだまし取った疑い。

草宮容疑者が不正受給をしているとの匿名の情報提供があり、捜査を進めていた。草宮容疑者は容疑を認めているという。

住人の女性死亡 和歌山市有本で民家全焼

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29日午後3時45分ごろ、和歌山県和歌山市有本の西芝紀(おさむ)さん方から出火し、木造2階建ての家屋約120平方㍍が全焼。家屋から西芝さんの妻の詔子さん(77)が病院に搬送されたが、死亡が確認された。

和歌山東署や消防によると、近くの住民から消防に「家屋から黒煙が上がっている」との通報があり、警察、消防車両合わせて20台が出動。約1時間半後に鎮火した。

警察や消防が詳しい出火原因を調べている。

消火活動にあたる消防隊員ら(読者提供、29日午後4時50分ごろ)

消火活動にあたる消防隊員ら(読者提供、29日午後4時50分ごろ)

死亡ひき逃げ容疑 和歌浦南の55歳男逮捕

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1月30日に和歌山県和歌山市西浜の県道であった死亡ひき逃げ事故で、和歌山西署は同日、同市和歌浦南、鮮魚店経営の西中英樹容疑者(55)を自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

同署によると、西中容疑者は同日午前1時50分ごろ、同市西浜の県道でトラックを運転中、横断歩道近くに倒れていた近くに住む宇多利貴さん(55)をひき、救護などをすることなく逃走した疑い。宇多さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

西中容疑者は「私は人をひいていませんし、逃げたわけではない」と容疑を否認しているという。

同署によると、宇多さんは横断歩道付近で転倒し、南進してきた海南市の会社員の男性(20)運転の軽自動車と衝突。その後、対向車線を北進してきた西中容疑者が運転するトラックにひかれたという。

機動捜査隊員が市中央卸売市場で、防犯カメラの映像や目撃者の証言に近いトラックを発見し、逮捕に至った。トラックの左後輪タイヤに何かにすれた跡があり、警察は事故との関係について捜査している。


民家火災相次ぐ有本 住民に不安広がる

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1日午後11時ごろ、和歌山県和歌山市有本の住民から「近くの住宅から焦げたようなにおいがする」との通報を受け、市の消防隊員が出動した。周辺で火災などの発生は確認されなかったが、付近では住人が死亡する住宅の全焼火災が1月下旬に2件あったことから、住民らは不安を募らせている。

市消防局によると1月24日夜、有本で約60平方㍍の平屋が全焼し、住人男性(74)が死亡する火災が発生。29日には、有本の木造2階建ての家屋約120平方㍍が全焼し、住人女性(77)が死亡した。

今回の騒ぎは、2件目の火災現場から直線距離にして50㍍ほどの近さといい、有本地区に住む男性(46)は「今回は大したことがなくて良かったが、2週間で3件も有本で火災があると気持ち悪い。これ以上、サイレンが鳴らないように願いたい」と話した。

異臭騒ぎがあった現場(読者提供、1日午後11時25分ごろ)

異臭騒ぎがあった現場(読者提供、1日午後11時25分ごろ)

同僚の現金盗む 容疑で27歳の教諭を逮捕

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同僚の財布から現金を盗んだとして、和歌山西署は12日、和歌山市立伏虎義務教育学校の教諭、沼本翼容疑者(27)=同市中之島=を窃盗の容疑で逮捕した。容疑を認め「複数人から20回ぐらい盗んだ」と話しているという。

同署によると、沼本容疑者は2月8日午後2時40分ごろ、同校の職員室で、同僚の女性の財布から現金5000円を盗んだ疑い。

同校ではこれまで、複数の職員から同様の被害報告があったため、職員室に防犯カメラを設置。映像に現金を盗んでいるとみられる沼本容疑者が映っていたという。

延時でひき逃げ事件 自転車の56歳男性が死亡

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15日午前6時15分ごろ、和歌山県和歌山市延時の主要県道和歌山阪南線で走行中のトレーラーと自転車が衝突する事故があった。和歌山北署によると、自転車に乗っていた同市田屋の男性(56)は頭を強く打ち、同6時33分に現場で死亡が確認された。トレーラーは現場から走り去った。同署ではひき逃げの疑いが強いとみて捜査している。

持続化給付金だまし取る 和歌山市の男3人を容疑で逮捕

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和歌山県警組織犯罪対策課などは、新型コロナウイルス感染症対策の持続化給付金をだまし取ったとして和歌山市中之島の自称自営業、島伸幸容疑者(57)、同市吉田のリフォーム業、北橋雅也容疑者(48)、同市毛見の自営業、木村成吉容疑者(57)の3人を詐欺の容疑で逮捕した。

県警によると、3人は共謀し、昨年6月10日にインターネットを利用して、島容疑者が内装業を営む個人事業者であり、新型コロナの影響により1カ月の売り上げが前年同月比で50%以上減少したなどと虚偽の給付申請を行い、同月25日に島容疑者名義の口座に100万円の入金を受け、だまし取った疑い。

女子中学生にみだらな行為 中学教諭を容疑で逮捕

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御坊署は2日、和歌山県和歌山市小雑賀の中学校教諭、山東慎司容疑者(28)を児童福祉法違反の容疑で逮捕した。

同署によると山東容疑者は2017年6月10日ごろ、容疑者の住居において、当時14歳だった女子生徒とみだらな行為をした疑い。

ことし2月、被害者からの届け出を受けて捜査していたところ、山東容疑者を特定し、自宅近くの駐車場内で逮捕した。

山東容疑者は容疑を認めているという。

警官かたる特殊詐欺 70代男性105万円被害

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和歌山西署は8日、和歌山県和歌山市の70代の男性が警察官をかたる男に現金105万5000円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生したと発表した。

同署によると、同日午前10時15分ごろ、男性宅に西署の警察官をかたる男から電話があり、「逮捕した犯人のメモにあなたの名前があった。犯人は金融機関の行員2人で顧客の個人情報を持ち出している。あなたのキャッシュカードや通帳も偽造されているかもしれない。自宅に現金を置いているか」などと聞かれた。

男性は自宅に100万円くらいを保管していることを伝えると、「犯人はあなたの家に行ってその100万円を偽札とすり替えているかもしれない。100万円を調べる必要がある。別の刑事を向かわせる」と言われた。

その後、同11時ごろに男性宅を西署のオオクラをかたる男が訪問。男性は保管していた現金105万円が入った封筒を手渡してしまったという。不審に思った男性が同署に相談し、被害が判明した。

指定管理者が不正 和歌山マリーナ駐車料で

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和歌山県は15日、県営の和歌山マリーナ(クルーザーマリーナ)の運営について、㈱マリンルームオオタ(和歌山市太田)による指定管理から県による管理に変更したことを発表した。和歌山マリーナ南側駐車場の使用料徴収業務を2009年度から受託していた同社が、徴収金の不適正な管理を行っていたことが判明したため。

県港湾空港振興課によると、昨年12月、県監査委員事務局による監査で自動徴収機に記録された金額と県に納付された金額に差があることが判明。自動徴収機の記録では1億2346万2000円を徴収したことになっていたが、県に納入された金額は8914万4000円で差額は3431万8000円だった。不適正な管理が確認された期間は2017年3月~ことし1月。同社は県の調査に対して不適正な管理を認め、ことし2月26日に差額を県に返納した。

県は徴収業務契約を2月25日付で解除しており、3月5日からは役務の提供等及び物品の購入等の契約に係る入札参加資格を停止している。23年3月4日まで。

和歌山マリーナの本年度末までの運営については、利用者へのサービスを維持するため契約を解除せず、県による指導のもと同社が運営する。同社は4月1日以降の契約を辞退するとの届出を県に提出した。

県港湾空港振興課の鈴川典之課長は15日県庁で記者会見し、「適正に事務をしていると考えていた。再発防止に努めてまいりたい」と話した。

不適正な料金徴収について説明する鈴川課長㊧ら

不適正な料金徴収について説明する鈴川課長㊧ら


焼け跡から遺体 和歌山市西浜で民家全焼

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16日午前5時ごろ、和歌山市西浜で民家火災があり、木造2階建て約140平方㍍が全焼し、焼け跡から遺体が発見された。この家に住む80代の男性と連絡が取れなくなっており、身元の確認を急いでいる。

和歌山西署によると、現場は水軒交差点から南に約300㍍に位置する住宅地内。警察と消防を合わせて車両18台、54人が出動し、火は約1時間20分後に消し止められた。

同署と消防が詳しい出火原因を調べている。

白煙を上げて燃える民家(16日午前5時ごろ)

白煙を上げて燃える民家(16日午前5時ごろ)

勤務先で窃盗 和歌山市の教諭を懲戒免職

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同僚から現金などを繰り返し盗んだとして、和歌山県教育委員会は16日、和歌山市立伏虎義務教育学校の男性教諭(27)を懲戒免職処分とした。県教委と市教委が記者会見で発表し、陳謝した。

発表によると、男性教諭は1月下旬から2月8日にかけて十数回にわたり、同校職員室の机の中や引き出しに置かれていた同僚計6人のかばんなどの中から、現金と商品券計約15万円分を盗んだ。

8日に同僚が被害届を出し、男性教諭は12日に校長に犯行を告白し、連絡を受けた和歌山西署が同日、窃盗容疑で逮捕。男性教諭は3月3日、和歌山地検から不起訴とされた。

県教委の聞き取りに対し男性教諭は、「仕事上でストレスがたまっていた。取り返しのつかない行為で迷惑をかけた。今後は反省し、人のためになるように生きていきたい」と話したという。

盗んだ現金などのうち約10万円は使わずに封筒に入れて机に保管し、2~3万円は生活費などに使ったという。弁護士を通じ、すでに全額を弁済している。

県教委義務教育課の鍋田泰延課長は「県民の信頼を大きく損ね、まことに遺憾。教職員に対して不祥事撲滅の取り組みを徹底するよう厳しく指導するとともに、県の教育に対する信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」と陳謝した。

懲戒処分を発表し、陳謝する県教委と市教委の幹部ら

懲戒処分を発表し、陳謝する県教委と市教委の幹部ら

元妻を殺人容疑で逮捕 田辺不審死事件

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3年前、和歌山県田辺市の資産家で「紀州のドン・ファン」といわれた会社社長野﨑幸助さん(当時77歳)が急性覚せい剤中毒で死亡した事件で、県警は28日、元妻を殺人などの疑いで逮捕したと発表した。野崎さんは自分で覚せい剤を使用した痕跡がなかったことから、何者かが摂取させて殺害したとみて捜査していた。発生から3年、全国的に話題となった事件は、急転直下の逮捕劇となった。

逮捕されたのは東京都品川区北品川、元妻で会社役員、須藤早貴容疑者(25)。県警は認否を明らかにしていない。発表によると、須藤容疑者は2018年5月、田辺市内の自宅で、当時夫だった野﨑さんに何らかの方法で致死量を超える覚せい剤を口から飲ませ、急性覚せい剤中毒で死亡させた疑い。須藤容疑者は野﨑さんの死後、野﨑さんが代表を務めていた二つの会社の役員に就いていた。

野﨑さんは自宅の寝室のソファーで死亡しているのが見つかった。県警では発生当時から、野﨑さんが自殺を図る動機がないことなどから何者かに致死量を超える覚せい剤を飲まされて殺害された可能性があるとみて捜査。覚せい剤を飲まされたとみられる時間帯に須藤容疑者が自宅にいたことや、事件前、インターネットで覚せい剤について検索していたことがサイバー捜査で判明。須藤容疑者自身が覚せい剤を入手していたことを割り出したことなどから殺意を持って覚せい剤を飲ませたと判断し、捜査を固めて今月26日に逮捕状を請求。28日午前5時14分、捜査員が品川区の自宅で須藤容疑者を逮捕した。身柄を田辺署に移送し、今後、本格的な取り調べにかかる。捜査関係者によると、比較的早い段階で事件の全容をつかんでいたといい、その後の慎重な裏付け捜査などで逮捕に至ったとみられている。

田辺署で会見した德田太志刑事部長は「事件の全容解明に強力に捜査を進める」とし、保田彰捜査一課長は「公判に耐えうるレベルの証拠に達するのに結果として3年かかった」としたが、逮捕の決め手や覚せい剤の入手ルートなどは捜査にかかわることとして明らかにしなかった。

野﨑さんは事件の3カ月前の18年2月に55歳下の須藤容疑者と結婚。5月24日に自宅で死亡しているのが見つかった。自叙伝などから「紀州のドンファン」と呼ばれ、今回の事件も全国からマスコミが殺到するなど大きな注目を浴びた。県警では空のビール瓶2000本を押収して鑑定に出すなど、地道な捜査を続けていた。

元妻の須藤容疑者 白浜空港から田辺署へ

須藤容疑者の身柄は東京の羽田空港から飛行機で南紀白浜空港へ到着し、その後、捜査員の車で田辺署へ入った。

白浜空港や田辺署、署周辺の道路沿いには多くのマスコミが駆け付け、一時騒然となった。白浜空港では先に乗客全員を降ろしたあと、最後に捜査員に囲まれてタラップを進んだ。空港ロビーに出る一般乗客とは別に、飛行場内に降り、横づけされた捜査車両に乗り込んだ。終始うつむき加減で、表情はうかがい知れなかった。

田辺署でも多くの報道陣が待ち構え、須藤容疑者を乗せた白いミニバンは前後を捜査車両に挟まれ、署正面出入り口ではなく一つ北側の信号を曲がり、運転免許センター前を通って裏側から署の駐車場へ入っていった。

南紀白浜空港で捜査員に囲まれタラップを降りる須藤容疑者(中央奥)

南紀白浜空港で捜査員に囲まれタラップを降りる須藤容疑者(中央奥)

和市で特殊詐欺2件 60代の女性2人被害

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和歌山市東署は18日、和歌山市役所の職員をかたる還付金詐欺が2件発生し、市内の60代の女性が49万9220円を、同じく市内の60代女性が149万7600円をだまし取られたことが分かったと発表した。

同署によると、同日午後2時半ごろ、市内の60代の女性宅に、市役所職員をかたる男から電話があり「介護保険の払い戻しがある」「どこの口座を持っていますか」などと言われ、女性は口座番号を伝えた。その後、最寄りの金融機関で男から言われた連絡先に電話をかけ、男と通話をしながらATMを操作して振り込んでしまった。

さらに、同日午後2時ごろ、同市の別の60代女性宅に介護保険課職員をかたる男から電話があり「介護保険の過払い分を返金したい」などと言われ、女性が最寄りの金融機関ATMに向かったところコールセンターを名乗る男から電話があり、男に言われるままに振り込んだという。

県警は不審な電話があった場合は、専用の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル(0120・508・878、これはわなや)を利用するよう呼び掛けている。

和市の女性78万円被害 介護保険の還付詐欺

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和歌山北署は9日、介護保険料の還付金を名目とする特殊詐欺で、和歌山市に住む60代の女性が、2回にわたり計77万8400円をだまし取られる被害が発生したと発表した。

同署によると、8日午後2時ごろ、女性宅の固定電話に「市役所保険課のアマノ」と名乗る男から「介護保険料の払い戻しをするのに書面を送ったのですが、まだ返金の手続きが済んでいません。振り込みますので、近くの銀行に行ってもらえませんか」などと電話があり、行くことを伝えると「今からATMに行き、到着後に銀行のコールセンターに電話してください」と告げられた。

ATMに着いた女性は、男が伝えた電話番号に自身の携帯電話からかけると、「コールセンターのウエニシ」を名乗る男が出て、「キャッシュカードを入れてください」などと指示されるがままATMを操作し、指定された口座に現金49万9200円を振り込んでしまった。

その後、さらにATMを操作するよう指示を受けたため、女性は自宅に戻り別のキャッシュカードを持ってATMに行き、コールセンターに電話。相手の指示に従いATMを操作し、現金27万9200円を振り込んでしまった。

翌日、女性は金融機関から振り込みに関する問い合わせを受けたことで詐欺に気付き、同署に届け出た。

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