20日午前0時20分ごろ、和歌山市冬野のJRきのくに線安原踏切で、線路内に立ち入った県内在住の女性(21)が和歌山発御坊行き4両編成の普通列車と接触し、死亡する事故があった。
和歌山東署によると、現場は黒江駅の北西約650㍍。目撃者の証言などから、電車が踏切に差し掛かった際、女性が遮断機をくぐり抜けたとみられる。
JR西日本和歌山支社によると、乗員乗客にけがはなく、黒江―紀三井寺駅間で一時運転を見合わせたため、同列車が50分遅れ、約200人に影響した。
女性が自殺を図った可能性が高いとみて、同署が事故の状況を調べている。
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