25日午後5時30分ごろ、和歌山県紀の川市北涌の県道和歌山橋本線で、軽乗用車が横断中の歩行者と衝突する事故が発生し、歩いていた同市の男性(83)が頭を強く打つなどして病院に運ばれたが、約5時間後に死亡が確認された。軽乗用車を運転していた同市の会社員の女性(24)にけがはなかった。
岩出署によると、現場は紀の川南岸を通る見通しの良い片側一車線の道路で、和歌山市方面へ走行中の軽乗用車が、川側から山側へ道路を横断していた近所の男性をはねた。目撃した後続車の運転手が通報した。
同署は女性の前方不注意の可能性があるとみて、事故原因を調べている。